5αリダクターゼを抑制して髪の毛を太くする!
最近では髪の研究の為、毛髪診断士資格も取ってしまいましたww
このサイトは自分が薄毛、抜け毛克服のために筋トレ、ダイエット、アンチエイジング含む勉強や実践したことの情報サイトです。
しかし、限界が来ましたww おでこのm字もひどくなり、自毛植毛を決意しました。
このブログでは薄毛抜け毛の原因であるAGAについて勉強したこと、ミノキシジルやフィナステリド体験記、自毛植毛体験記などを記載してあります。
このサイトで紹介している商品はあくまで一般的な事象に基づいた参考であり個人差もあることから毛髪の成長を約束して購入を推奨するものではありません。
購入するかどうかは医師への相談又はご自身の体調や体質に考慮してお決めください。
5αリダクターゼ還元酵素とは
5αリダクターゼとは、髪の毛の毛根部にある毛乳頭細胞内に存在する還元酵素の一種です。
男性の体の中に存在する善玉ホルモンテストステロンを男性型脱毛症(AGA) を引き起こす悪玉ホルモンジヒドロテストステロンに変換してしまう作用を持った酵素です。
男性型脱毛症(AGA)原理
男性型脱毛症(AGA)原理としては
血流から運ばれ細胞内に入ったテストステロンは、5αリダクターゼ還元酵素によりジヒドロテストステロンに変換
されます。
変換された
ジヒドロテストステロンは細胞内に存在するアンドロゲンレセプターと結合
してしまいます。
結合したアンドロゲンレセプターとジヒドロテストステロンはそのまま
細胞核に入りDNAに指令を出し、DNAは髪の退行期を誘導する毛母細胞活動抑制信号となる TGF-β と言うタンパク質を合成
します。
毛母細胞活動抑制信号となる
TGF-βはTGF-βレセプターと結合して毛母細胞へ活動抑制信号を送り髪の毛は成長期を早めに止めて退行期
へと向かいます。
この一連の流れが男性型脱毛症(AGA)の原理となります。
TGF-βなどの退行期誘導因子が原因で成長期が短くなり、髪の毛が太くなる前に退行期がすぐ来てしまう。
これでは髪の毛が増えたり太くなるわけありませんよね。
髪の毛を増やし太くするには成長期を止めてしまう原因を取り除き、成長期を助ける成長因子を髪の毛に与える必要があります。
成長期を止める原因の取り除き方法
①成長期を止める根本的原因であるTGF-βレセプターにブロックしてしまうか
②ジヒドロテストステロンと結合するアンドロゲンレセプターにブロックしてしまうか
③TGF-βを合成するジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼとテストステロン の還元作用をブロックする
かの処置が必要になると思います。
成長期を助ける成長因子
こちらをご覧ください。
5αリダクターゼの種類
このページでは主に③番のTGF-βを合成するジヒドロテストステロンに変換する5αリダクターゼとテストステロン の還元作用をブロックするについて説明します。
現在5αリダクターゼ酵素については1型~3型まで見つけられているとのことです。
髪の毛の生えてる頭皮については以下のように存在しています。
1型 側頭部、後頭部、全身に分布します。Ⅰ型は皮脂腺にも存在しています。AGAになりません。
2型 AGAとなる前頭部、中央部、頭頂部の髪の毛の毛乳頭や前立腺に多く分布します。
3型 前立腺癌に関係あるとされた型でまだよくわかっていません。
5αリダクターゼの発生原因
5αリダクターゼはもともと人間の細胞内に存在する酵素です。
運動すると分泌されたりする他のホルモンと違いコントロールすることが難しいと思われます。
遺伝によるものが大きい発生原因
遺伝の関係で体質上5αリダクターゼが多く存在されるという人もいるのかもしれません。
その結果、ジヒドロテストステロンが通常よりも造られやすい体質の人もいると思います。
ジヒドロテストステロンの分泌量は、テストステロンと5αリダクターゼがどれくらい結びつきやすいか(5αリダクターゼの活性がどれくらい高いか)によって決まります。
つまり、5αリダクターゼの活性が高ければジヒドロテストステロンが生成されやすく、5αリダクターゼの活性が低ければジヒドロテストステロンは生成されにくいのです。
そして、その5αリダクターゼの活性を持つ遺伝子は優性と呼ばれているので優性遺伝します。
父親か母親のどちらか一方でも5αリダクターゼの活性が高い遺伝子を持っていれば、子供にも5αリダクターゼの活性がある遺伝子が受け継がれているのです。
湘南AGAクリニックサイトより男性型脱毛症(AGA)は抑えるには5αリダクターゼの発生原因を抑制だけでなくテストステロンを増やしたり、ジヒドロステロンの生成を減らしたり、アンドロゲンレセプターに結合することを防いだり、様々な方法で脱毛原因の抑制を行うことが必要です。
5αリダクターゼの還元作用を抑制する方法
時間帯で還元作用の抑制が必要かも?
朝に多かったテストステロンは昼から夕方にかけ減少していきます。
テストステロンが減少してくると減少した男性ホルモンを補う形でジヒドロテストステロンが生産されていきます。
そのことから考えると5αリダクターゼ2型は昼から夕方頃に活動が活発化していると言えるのかもしれません。
医薬品育毛剤
現在では医薬品や医薬部外品など多くの育毛剤も発売されています。
自分の症状に合った適切な育毛剤を使えば男性型脱毛症の影響も抑えることができるでしょう。
フィナステリド
フィナステリドは5αリダクターゼ酵素の働きを阻害して男性ホルモンテストステロンがジヒドロテストステロンに変換するのは抑制します。
主に5αリダクターゼ2型3型還元酵素の働きを抑制します。
購入するには医者の処方箋が必要になります。
デュタステリド
デュタステリドもは5αリダクターゼ酵素の働きを阻害して男性ホルモンテストステロンがジヒドロテストステロンに変換するのは抑制します。
デュタステリドは5αリダクターゼ1型2型3型還元酵素の働きを抑制します。
購入するには医者の処方箋が必要になります。
フィナステリドよりデュタステリドの方が半減期は長い。
私は10年ぐらいフィナステリドを飲んでいましたがここ数年とても効果が薄れてきた感じがしてきましたのでデュタステリドに変更したら再度効果を感じることができました。
医薬部外品・化粧品育毛剤
β-グリチルレチン酸入り育毛剤
甘草成分で抗炎症、DHT抑制、抗菌作用を持つ。
エチニルエストラジオール入り育毛剤
DHT 阻害作用を持つ。
ケトコナゾール入り育毛剤
抗菌ジヒドロテストステロン DHT 抑制作用を持つ。
ケトコナゾールは DHT のようにアンドロゲンレセプターに結合するという論文もある。
T-フラバノン入り育毛剤
T-フラバノンはTGF- βの生成を抑制します。ゆえに毛髪の成長期の継続長期化により髪が太くなるチャンスが増えます。
DHT に似ているフラバノンがジヒドロテストステロンより先にアンドロゲンレセプターに先にアンドロゲンレセプターにフタをします。(レセプターブロック)
ジヒドロテストステロンより先にアンドロゲンレセプターにレセプターブロックすることにより毛母細胞活動抑制信号となる TGF-β を作らせない。
漢 方
ノコギリヤシ
1、2型5αリダクターゼ阻害による DHT 阻害抑制作用をもつ
サプリメントもあり
植物の根
植物の根から「5αリダクターゼ」阻害作用! – 産経ニュース
ということで植物根が多く入っている養命酒なども初期の薄毛によいのかもしれません。
私も飲んでますww
食べ物
亜鉛
亜鉛には5αリダクターゼ阻害による DHT 抑制作用があります
亜鉛は髪の成分ケラチンの生成にも髪の毛にも必要な成分なので積極的に摂るようにしたいです。
サプリメントもあり。
海乳私も飲んでいますww
大豆食品
納豆、豆腐、豆乳など大豆には5αリダクターゼ阻害による DHT 抑制作用があります。
スーパーやコンビニなどでも比較的安価で売っているので積極的に摂りたい食品です。
私は納豆は毎日1~2バックは食べています。
ブロッコリー・カリフラワーなどアブラナ科の野菜
ブロッコリーカリフラワーに含まれているジインドリルメタンにより5αリダクターゼ2型阻害による DHT 抑制作用を持つ。
ブロッコリー芽キャベツキャベツカリフラワーなど
サプリメントもあり
飲み物
ウーロン茶
リーブ21がウーロン茶の成分に5αリダクターゼ1型2型 阻害による DHT抑制作用を確認したということです。
どこにでも手に入るドリンクですから積極的にとりたいですね。
緑茶
緑茶に含まれるカテキンにも5アルファリダクターゼの活性を抑える働きが見つかったようです。日本人なら積極的に飲みたいですね。
シャンプー
ケトコナゾール入りシャンプー
β-グリチルレチン酸入りシャンプー
ストレスのない生活
ストレスは善玉男性ホルモンテストステロンを減少させる働きがあります。
減少したテストステロンを補う形で10倍から30倍強力なジヒドロテストステロンが生成されますのでなるべくストレスを持たずリラックスしましょう。
5アルファリダクターゼを排出する方法
運動
運動で汗をかくことによって5アルファリダクターゼにより生成されたジヒドロテストステロンは体の外に排出されます。
ジヒドロテストステロンが排出されれば毛母細胞活動抑制信号となる TGF-βも減るでしょうから結果的に男性型脱毛症防止の育毛につながります。
積極的に運動しましょう。
水を飲み、尿として排泄する。
汗をかくことによって5アルファリダクターゼにより生成されたジヒドロテストステロンは体の外にも排出されますので水分に含まれやすいことが予想されます。
ウーロン茶や緑茶などの利尿作用も利用し上手にジヒドロテストステロンを排出しましょう。
でも、お茶の飲み過ぎだけは気をつけてください。