ハゲどっと来い! 考察 第35回 「傷跡の自毛植毛手術」2017.8.22
最近では髪の研究の為、毛髪診断士資格も取ってしまいましたww
このサイトは自分が薄毛、抜け毛克服のために筋トレ、ダイエット、アンチエイジング含む勉強や実践したことの情報サイトです。
しかし、限界が来ましたww おでこのm字もひどくなり、自毛植毛を決意しました。
このブログでは薄毛抜け毛の原因であるAGAについて勉強したこと、ミノキシジルやフィナステリド体験記、自毛植毛体験記などを記載してあります。
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購入するかどうかは医師への相談又はご自身の体調や体質に考慮してお決めください。
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第35回は「傷跡の脱毛への植毛」 についてです。
この番組は薄毛の情報番組ということで、ありとあらゆる角度から薄毛にどう答えるかと本当に凄いハゲに優しい番組です。
薄毛に悩んでいる人は、ぜひ見たほうがいいと思います。
今回も素晴らしい先生をお迎えしておりますのでとっても内容の濃い情報番組となっています。
傷跡の脱毛への植毛手術
今回は傷跡の脱毛への植毛手術について教えていただきます。
不幸にも頭皮に傷跡を作り髪の毛がなくなった場合についての植毛かできるかどうかについて植毛のカリスマドクター柳生先生に教えていただきます。
頭皮の傷跡についてはげて髪の毛が生えてこないイメージがありますよね。
傷跡のはげについても多くの人が悩みを持っているのではないでしょうか。
通常、毛根のなくなった傷跡には髪の毛は生えてきません。
傷跡は医学的に言うと瘢痕組織といい ほとんど線維化して普通の皮膚ではなくなっていて血流も来ない状態だそうです。
(傷跡)瘢痕性脱毛症
一次的と二次的
傷跡は医学的には瘢痕と呼ばれ 線維化して血流がなくなってしまい切っても血が出ない状態だそうです。
(傷跡)瘢痕性脱毛症は一次的と二次的に分けられるそうです。
一時的
まだ傷跡に感染や病気がまだ治っていない場合です。
一時的な場合は感染や病気が治ってから 植毛手術ができます 。
一般的に言うと血流も悪く植毛しても生えづらく 定着が非常に悪いと思われてるそうです。
二次的
現在、感染やもとの病気が治っていて傷跡だけが残っている状態
(傷跡)瘢痕性脱毛の手術回数
柳生先生の(傷跡)瘢痕性脱毛への植毛の手術の症例
95回の治療症例で117回の自毛植毛手術
平均年齢は45.2歳+-11歳
(傷跡)瘢痕性脱毛症になった原因
人工毛植毛50
外傷35
火傷14
皮膚炎9
その他9
人工毛は最終的には感染を繰り返して頭皮が線維下肢血流がなくなり髪の毛が生えてこなくなり駄目になっていくそうです。
外傷には手術の傷跡も含まれているそうです。
昔は子供が囲炉裏などに落ちて火傷をすることというのはよくあったそうで、広い範囲で火傷の傷跡が残ってしまうケースもあったそうです。
(傷跡)瘢痕性脱毛への自毛植毛手術の具体的な治療症例
火傷の症例
(傷跡)瘢痕性脱毛は教科書通り行うとするならば、通常は低い密度で植えなければいけないそうです。
患者症例として1平方センチメートルあたり 17グラフト植えたそうです。
これは正常な移植密度としては低い値ですが、一回の治療でも傷跡による瘢痕性脱毛が気にならなくなった人もいるそうです。
(正常な移植密度は1平方センチメートルあたり55から70で60前後株(グラフト)が正常な移植密度となるそうです)
54歳女性の(傷跡)瘢痕性症例
前の方に気になる傷跡があったのですが2回の自毛植毛手術を行うことにより傷跡が目立たなくなりました。
一回でもだいぶ良い仕上がりだったのですがもう一回やりたいということで2回目の自毛植毛手術を行ったそうです。
探しても分からないくらいかなり正常な濃さに戻ったということです。
1回目の自毛植毛手術で28.9グラフト
2回目の自毛植毛手術で29.4グラフト
合計58.3グラフトを植毛手術する。
人工植毛による(傷跡)瘢痕性脱毛症の症例
20回ほど人工毛を植えた患者さんですが、前頭部から頭頂部まで広い範囲で(傷跡)瘢痕に変わってしまい頭皮が線維化してカチカチになってしまい正常な皮膚が残っていない状態の頭皮に2回の自毛植毛手術を行なったそうです。
患者さんも大変喜んで満足してくれたそうです。
もう少し濃く植えることも可能らしいですが。満足したところで終わりにするそうです。
1回目の自毛植毛手術は13.2グラフト
2回目の自毛植毛手術は15.0グラフト
合計28.2グラフトを植毛手術する。
人工毛植毛による(傷跡)瘢痕性脱毛女性の症例
28歳の若い女性のケースですが、前の髪の毛のボリュームを増やしたいと人工毛をされた結果、前半分の毛が死んでしまい髪の毛が生えて来なくなってしまったそうです。
1回目の自毛植毛手術は26.5クラフト
2回目の自毛植毛手術24.6グラフト
3回目の自毛植毛手術29.4グラフト
合計80.5グラフトを植毛手術する。
(傷跡)瘢痕性脱毛症皮膚炎の例
34歳男性のつむじに近い場所で隠しようがなく見えてしまう場所だったのですが、一回の手術で41.2グラフトというかなり濃い本数を入れてみましたとのこと。
もう少し濃くもできるのですがヘアスタイルを作る中で気にならないということで一回で満足されたそうです。
1回目の自毛植毛手術で41.2グラフト
(傷跡)瘢痕性脱毛外傷症例33歳男性の症例
小さい傷だったのですが44.7グラフト入れたことによって探しても分からないぐらいの目立たなさになったそうです。
このくらいの濃さのグラフとは昔はできないと言われてたそうです
1回目の自毛植毛手術で44.7グラフト
(傷跡)瘢痕性脱毛外傷32歳女性の症例
前の生え際のちょっと奥でヘアスタイル隠しづらく見えてしまう(傷跡)瘢痕性脱毛でしたが 希望で相当濃く植毛手術したそうです。
相当濃く移植した結果、全くわからないような状態になったそうです。
回数を重ねれば相当濃くまで入れることもできるそうです。
1回目の自毛植毛手術40.9グラフト
2回目の自毛植毛手術44.3グラフト
合計85.2グラフトを植毛手術する。
(傷跡)瘢痕性脱毛の自毛植毛手術の移植密度
後頭部の自毛植毛で取れる自毛植毛移植株(グラフト)には限りがあるので、自毛植毛の移植密度は瘢痕性脱毛症の面積に比例して薄くなってしまうそうです。
1回の(傷跡)瘢痕性脱毛の自毛植毛手術の移植数結果
最高密度の移植株は66グラフト
平均的な移植密度の移植株は 20~50グラフト
大体移植株40グラフト植えればかなり濃いとのこと。
前症例で良好ない植毛の発育が確認されているそうです。
(傷跡)瘢痕性脱毛症の自毛植毛手術治療の仕組み解説
頭髪の移植は皮膚の移植手術に似てるそうです。
基礎的な研究で以下のことが分かっています。
血漿吸収期
血管吻合しない移植だそうで実際には移植手術された2~3日は血流は来てないそうです。
毛髪の移植は皮膚に小さなスリットという穴を開け皮膚に差し込むだけなので三日間ぐらいは血流は再開していませんので、この三日間を植毛した毛は生き延びなければなりません。
初期の血管結合器
手術後3日~7日後ぐらいまでにようやく血管がつながり不十分ながらなんとか血流が流れ始めてきます。
2次的欠陥結合器
1週間から2週間ぐらいになるとほぼ、毛細血管も再構築されてつながり正常に近い血流になります。
一般的な臓器移植手術は心臓、肝臓の移植胚の移植などは動脈と静脈出口と入口をつなぎ合わせるそうです。
どういうことかというと移植手術が終わった瞬間に正常な血流が再開されることとなり、これを虚血時間と言います。
つまり血流のこない酸素のこない状況が手術の行われてる時間訪れます。これが普通の臓器移植手術です。
これは体の臓器によって細胞の強さ弱さがあり脳などは酸素が来ないとすぐに死んでしまいます。
移植手術のための大事な3つのポイント
保存する温度、酸素の来ない時間、乾燥
心臓は2時間、 肝臓、腎臓は1日ぐらいで、皮膚や毛髪は強い組織で酸素不足に強いそうです
逆に5分、10分の乾燥には弱いので温度については注意されているそうです。
摂氏4℃温度以下に保存するのが原則で、 室温が25℃~26℃の場合だいたい6時間以内に植毛手術しないといけないそうです
それを超えると毛髪の活きが悪くなるそうです 。
4℃の冷蔵庫に保存すると1日ぐらいおいても80%ぐらいは生えてくるそうです。
つまり植えた直後は4℃という低い温度であったのですが、植えたことにより体温温度に戻ってしまいこれをあったかい状況で酸素が来ないという非常にダメージの大きい状態になってしまうそうです
しかし髪の毛は理由は分かりませんが三日間ぐらい生き延びてるそうです。
その理由はどうやら血漿ということらしいのです。
血漿というのは血液の上澄みで、例えばリンパなど怪我した時に傷口から水っぽいものが出てきますが、これが血漿と呼ばれる液体だそうです。
移植手術した毛根も血漿がじわじわ染み込んでいき、血漿に浸りながら生きながらえてるそうです。
血漿の仮説
血漿は赤血球を除いた上澄みで、酸素や成長因子、タンパクなどが含まれている
そうです。
瘢痕組織でも血漿の滲出が確認できればいい植毛は発育する
ということだそうです。
2次的瘢痕性脱毛症に対する通常の密度の移植や高密度の移植後でも良い植毛は良好に発育した。
このことにより、つまり血漿がにじみ出てくれれば、(傷跡)瘢痕性脱毛症でも高密度の移植が可能ということに気が付いたそうです。
(傷跡)瘢痕性脱毛症高密度移植のテクニック
正常な毛根のある頭皮は 表皮、真皮の下に皮下脂肪骨膜頭蓋骨がありその間に毛根が植わっています。
(傷跡)瘢痕性脱毛症の場合は 線維化して皮膚も皮下組織も全部なくなってしまうそうです。
線維化した皮膚が骨膜に癒着して非常に硬い組織になってしまいます。
ここで使うテクニックは骨膜と線維化した皮膚の間に麻酔液を注射して皮膚を浮かせて骨と瘢痕の間にスペースを十分作りまっすぐ植えてしまうと浅くて抜けやすいので深くなるように斜めに毛根を植えるそうです。
少しでも抜けにくくする。このような特殊な工夫をして髪の毛を生えるようにしてるそうです。
正常な頭皮の自毛植毛の場合はスリットと言う 小さい切れ目に移植株(グラフト)を入れ、あと組織が縮まり移植した毛根をしっかりキャッチしてくれるそうです。
(傷跡)瘢痕組織への移植は伸び縮みができないので、移植しても移植株(グラフト)がグラグラ動き抜け落ちてしまうこともあることからことからどうしたら結果をよくするか考えた結果このような治療になったそうです。
結論 (傷跡)瘢痕性脱毛症でも自毛植毛手術が可能
活動している病変を除いた2~3年以上の二次の脱毛症であれば、(傷跡)瘢痕性脱毛症でも自毛植毛手術が可能
通常の植毛以上の密度で移植手術も可能
(傷跡)瘢痕組織のスリットから出血が確認できなくても血漿などの浸出液が確認できれば頭髪の移植株(グラフト)は成長する。
注意深い方針に従えば移植株(グラフト)は脱落せず定着する。
2次的な(傷跡)瘢痕性脱毛症に対しても高密度植毛や標準的密度の植毛手術は有効な治療法になる。
砂漠状態であった頭皮部分が茂る森のようによみがえるであれば素晴らしい治療ですね
傷跡などの薄毛部分に悩んでる方も多かったと思いますが一つの解決案が出たのではないでしょうか。
(傷跡)瘢痕性脱毛症植毛手術質問コーナー
頭にできたおできを切り取ってもらったのですがハゲになって毛が生えてきません。他の病院へ行って縫い直してもらったらさらに大きな傷跡になってしまいました。いい方法ありますか
このような悩みを持ってる方も意外と多いそうです。
おできなどを切り取って縫い合わせしてもストレッチバックと言って頭皮は元の位置に戻ってしまうそうです。
このようなことをやっているとだんだんと大きな傷跡になってしまうそうです。
基本は植毛で植えてあげた方が良いそうです。
特殊な技術を使いますがちゃんと定着するそうなので 自毛植毛手術をしたらどうでしょうか。
ちなみに物にもよりますが、こんもりしたおでき程度の上であれば自毛植毛も可能だそうです。