AGA原因 ジヒドロテストステロンの発生原因解説
最近では髪の研究の為、毛髪診断士資格も取ってしまいましたww
このサイトは自分が薄毛、抜け毛克服のために筋トレ、ダイエット、アンチエイジング含む勉強や実践したことの情報サイトです。
しかし、限界が来ましたww おでこのm字もひどくなり、自毛植毛を決意しました。
このブログでは薄毛抜け毛の原因であるAGAについて勉強したこと、ミノキシジルやフィナステリド体験記、自毛植毛体験記などを記載してあります。
このサイトで紹介している商品はあくまで一般的な事象に基づいた参考であり個人差もあることから毛髪の成長を約束して購入を推奨するものではありません。
購入するかどうかは医師への相談又はご自身の体調や体質に考慮してお決めください。
5アルファリダクターゼ2型還元酵素とは
5アルファリダクターゼ2型とは、髪の毛の毛根部にある毛乳頭細胞内に存在する還元酵素の一種です。
5アルファリダクターゼ2型はもともと人間の細胞内に存在する酵素です。
運動すると分泌されたりする他のホルモンと違いコントロールすることが難しい酵素です。
男性の体の中に存在する善玉ホルモンテストステロンを男性型脱毛症(AGA) を引き起こす悪玉ホルモンジヒドロテストステロンに変換してしまう作用を持った酵素です。
5アルファリダクターゼの種類
現在5アルファリダクターゼ酵素については1型~3型まで見つけられているとのことです。
髪の毛の生えてる頭皮については以下のように存在しています。
1型 側頭部、後頭部、全身に分布します。Ⅰ型は皮脂腺にも存在しています。AGAになりません。
2型 AGAとなる前頭部、中央部、頭頂部の髪の毛の毛乳頭や前立腺に多く分布します。
3型 前立腺癌に関係あるとされた型でまだよくわかっていません。
父方・母方から遺伝する5アルファリダクターゼの活性度(優性遺伝)
DHTを産生する5αリダクターゼは優性遺伝と言われています。優性遺伝とは父方母方のいずれか一方でもその性質が備わっていれば子どもはそれを受け継ぐ遺伝情報です。
母方、父方にはげが多い場合、5αリダクターゼにも注意したほうが良いでしょう。
ジヒドロテストステロンの分泌量は、テストステロンと5アルファリダクターゼ2型がどれくらい結びつきやすいか(5アルファリダクターゼ2型の活性がどれくらい高いか)によって決まります。
つまり、5アルファリダクターゼ2型の活性が高ければジヒドロテストステロンが生成されやすく、5アルファリダクターゼ2型の活性が低ければジヒドロテストステロンは生成されにくいのです。
そして、その5アルファリダクターゼ2型の活性を持つ遺伝子は優性と呼ばれているので優性遺伝します。
父親か母親のどちらか一方でも5アルファリダクターゼ2型の活性が高い遺伝子を持っていれば、子供にも5アルファリダクターゼ2型の活性がある遺伝子が受け継がれているのです。
湘南AGAクリニックサイトより男性型脱毛症(AGA)は抑えるには5アルファリダクターゼ2型の活性を抑制だけでなくテストステロンを増やしたり、ジヒドロステロンの生成を減らしたり、アンドロゲンレセプターに結合することを防いだり、様々な方法で脱毛原因の抑制を行うことが必要です。
薄毛(AGA)の原因5アルファリダクターゼ2型酵素とジヒドロテストステロン発生のメカニズム
髪の毛には構造があり、頭皮の一番深い部分から毛乳頭、立毛筋、皮脂腺へとつながり髪の毛は表面に出ています。
髪の毛を作る基の細胞は毛根内にいろんな種類が存在します。
髪の毛を作る指令を出す毛乳頭細胞には2種類の違う種類の酵素、つまり
5アルファリダクターゼ還元酵素がありこの酵素には1型と2型
があります。
そのうち
5アルファリダクターゼ2型酵素が髪の毛に影響
を与えます。
思春期を過ぎるころ血中にある
テストステロンが毛乳頭に存在する5アルファリダクターゼ2型酵素により、テストステロンがジヒドロテストステロン通称 DHT という非常に活性の強い男性ホルモンに変わります
この
ジヒドロテストステロンはテストステロンの10倍から30倍ぐらい強い強力な男性ホルモン
で、
ジヒドロテストステロンは毛乳頭細胞内にあるアンドロゲンレセプターと結合し、TGF-β1という発毛抑制信号を毛母細胞に送り髪の毛の成長を薄毛や抜け毛を引き起こします。
この
ジヒドロテストステロンを増やす5アルファリダクターゼ2型の酵素は前頭部、中央部、頭頂部の髪の毛の毛根にしか存在しない
のです。
つまりこういうことです。
前頭部 Ⅰ型 Ⅱ型 薄毛になる
中央部 Ⅰ型 Ⅱ型 薄毛になる
頭頂部 Ⅰ型 Ⅱ型 薄毛になる
後頭部 Ⅰ型 薄毛にならない
側頭部 Ⅰ型 薄毛にならない
後頭部と側頭部については5アルファリダクターゼ1型酵素しか持っていないためジヒドロテストステロンを作らないことから髪の毛は一生残る
ことになります。
5アルファリダクターゼフロー
テストステロン+5アルファリダクターゼ2型
↓
ジヒドロテストステロン発生
↓
ジヒドロテストステロン+アンドロゲンレセプター
↓
発毛抑制信号TGF-β1発生
↓
発毛抑制
発毛抑制信号TGF-β1産生に関与する5アルファリダクターゼ2型
太さ70から80ミクロンが正常な太さの髪の毛ですが、この発毛抑制信号TGF-β1発生の影響により太さ30ミクロン以下では目に見えなくなり産毛と呼ばれるようになります。
太い髪の毛からどんどん産毛状に細くなる。
これが男性型脱毛症AGAの正体なのです。
ただ、実は本数は変わっておらず顕微鏡で見ると
細いだけで前と同じ本数の髪の毛は生えていケースも多い
です。
これには個人差があり早い段階で薄くなる人と年齢を重ねても薄毛にならず髪の毛が残っている方いますが、
毛根の細胞のアンドロゲンレセプターの感受性に差がある
ということです。
つまり ジヒドロテストステロンDHT が溜まっても少量で影響も受ける方がいれば影響を受けないという方もいるということです。
これはお酒に酔いやすい人、酔いにくい人というような人に例えることができるそうです。
ジヒドロテストステロンDHTに強い人はかなりの年齢まで髪の毛が薄毛にならず済むということです。
男性型脱毛症AGと言いますが、実際は脱毛ではなく顕微鏡で見ると細いですが前と同じ髪の本数は生えているそうです。
ハゲることが少ない側頭部や後頭部は5アルファリダクターゼ1型のみが存在し、
薄毛になる前頭部、頭頂部は5アルファリダクターゼ1型2型が存在
します。
これはなぜか分かりませんが、世界中の人間がこのような構造になっているそうです。
推測の域を出ないそうですが、人間の細胞が形作られる時に別の細胞から来た細胞がドッキングするらしいのですがつむじがそのちょうど 合体するところの印らしいのです。
非常に意味深いものがあるのではないかと言っておられました。
薄毛の原因となるのは5アルファリダクターゼ2型
の方です。
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する方法
時間帯で還元作用の抑制が必要かも?
朝に多かったテストステロンは昼から夕方にかけ減少していきます。
テストステロンが減少してくると減少した男性ホルモンを補う形でジヒドロテストステロンが生産されていきます。
そのことから考えると5αリダクターゼ2型は昼から夕方頃に活動が活発化していると言えるのかもしれません。
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する医薬品
現在では効果の確認できる医薬品なども発売されています。
自分の症状に合った適切な育毛剤を使えば男性型脱毛症の影響も抑えることができるでしょう。
フィナステリド
フィナステリドは5アルファリダクターゼ2型酵素の働きを阻害して男性ホルモンテストステロンがジヒドロテストステロンに変換するのは抑制します。
主に5アルファリダクターゼ2型3型還元酵素の働きを抑制します。
購入するには医者の処方箋が必要になります。
デュタステリド
デュタステリドもは5アルファリダクターゼ2型酵素の働きを阻害して男性ホルモンテストステロンがジヒドロテストステロンに変換するのは抑制します。
デュタステリドは5アルファリダクターゼ2型2型3型還元酵素の働きを抑制します。
購入するには医者の処方箋が必要になります。
フィナステリドよりデュタステリドの方が半減期は長い。
私は10年ぐらいフィナステリドを飲んでいましたがここ数年とても効果が薄れてきた感じがしてきましたのでデュタステリドに変更したら再度効果を感じることができました。
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する医薬部外品・化粧品育毛剤
β-グリチルレチン酸入り育毛剤
甘草成分で抗炎症、DHT抑制、抗菌作用を持つ。
エチニルエストラジオール入り育毛剤
DHT 阻害作用を持つ。
ケトコナゾール入り育毛剤
抗菌ジヒドロテストステロン DHT 抑制作用を持つ。
ケトコナゾールは DHT のようにアンドロゲンレセプターに結合するという論文もある。
T-フラバノン入り育毛剤
T-フラバノンはTGF- βの生成を抑制します。ゆえに毛髪の成長期の継続長期化により髪が太くなるチャンスが増えます。
DHT に似ているフラバノンがジヒドロテストステロンより先にアンドロゲンレセプターに先にアンドロゲンレセプターにフタをします。(レセプターブロック)
ジヒドロテストステロンより先にアンドロゲンレセプターにレセプターブロックすることにより毛母細胞活動抑制信号となる TGF-β を作らせない。
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する漢 方
ノコギリヤシ
1、2型5αリダクターゼ阻害による DHT 阻害抑制作用をもつ
サプリメントもあり
植物の根
植物の根から「5αリダクターゼ」阻害作用! – 産経ニュース
ということで植物根が多く入っている養命酒なども初期の薄毛によいのかもしれません。
私も飲んでますww
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する食べ物
亜鉛
亜鉛には5αリダクターゼ阻害による DHT 抑制作用があります
亜鉛は髪の成分ケラチンの生成にも髪の毛にも必要な成分なので積極的に摂るようにしたいです。
サプリメントもあり。
海乳私も飲んでいますww
大豆食品
納豆、豆腐、豆乳など大豆には5αリダクターゼ阻害による DHT 抑制作用があります。
スーパーやコンビニなどでも比較的安価で売っているので積極的に摂りたい食品です。
私は納豆は毎日1~2バックは食べています。
ブロッコリー・カリフラワーなどアブラナ科の野菜
ブロッコリーカリフラワーに含まれているジインドリルメタンにより5αリダクターゼ2型阻害による DHT 抑制作用を持つ。
ブロッコリー芽キャベツキャベツカリフラワーなど
サプリメントもあり
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制する飲み物
ウーロン茶
リーブ21がウーロン茶の成分に5αリダクターゼ1型2型 阻害による DHT抑制作用を確認したということです。
どこにでも手に入るドリンクですから積極的にとりたいですね。
緑茶
緑茶に含まれるカテキンにも5アルファリダクターゼの活性を抑える働きが見つかったようです。日本人なら積極的に飲みたいですね。
シャンプー
ケトコナゾール入りシャンプー
β-グリチルレチン酸入りシャンプー
5アルファリダクターゼ2型の還元作用を抑制するストレスのない生活
ストレスは善玉男性ホルモンテストステロンを減少させる働きがあります。
減少したテストステロンを補う形で10倍から30倍強力なジヒドロテストステロンが生成されますのでなるべくストレスを持たずリラックスしましょう。
5アルファリダクターゼ2型を排出する方法
運動
運動で汗をかくことによって5アルファリダクターゼ2型により生成されたジヒドロテストステロンは体の外に排出されます。
ジヒドロテストステロンが排出されれば毛母細胞活動抑制信号となる TGF-βも減るでしょうから結果的に男性型脱毛症防止の育毛につながります。
積極的に運動しましょう。
水を飲み、尿として排泄する。
汗をかくことによって5アルファリダクターゼ2型により生成されたジヒドロテストステロンは体の外にも排出されますので水分に含まれやすいことが予想されます。
ウーロン茶や緑茶などの利尿作用も利用し上手にジヒドロテストステロンを排出しましょう。
でも、お茶の飲み過ぎだけは気をつけてください。